2022年10月18日
いわくつきの土地がいったい何なのか、知らない方も少なくないかと思います。
いわくつきの土地とは、その土地で過去に事故や事件が発生したことによって、あるいは心理的抵抗を感じる噂によって売却しにくくなっている土地のことです。
ここではそんないわくつきの土地の売却を考えている方に向けて、耳寄りな情報をご提供していこうと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
いわくつきの土地の売却は、一般的な土地よりも売却の価格相場は低くなる傾向にあります。
ただ、いわくつきの土地であれば必ず価格が低くなるわけではなく、いわくつきと呼ばれる理由が事実ではなくただの噂の場合は、売却価格への影響はほとんどないとされています。
しかし、いわくつきと呼ばれる理由が事実である際には、売却価格は通常の相場よりも大幅に安くなってしまうでしょう。
そして売却価格への影響度合いはいわくの内容にもよるものの、通常の相場と比較して二割から五割程は低くなる傾向にあります。
いわくつきの土地の売却方法は、いわくつきと呼ばれる理由が根拠のないただの噂である場合は、通常の土地の売却方法と変わらない売却方法になります。
そして売却の際には、いわくつきだと言われる噂が事実無根であるとしっかりと買主に伝えることが大切となりますので、肝に銘じておきましょう。
しかし、いわくつきだと言われる噂が真実であったり、土地に建っている物件が事故物件である場合には、駐車場など別の用途で土地を一度利用してから売却するのが効果的な方法としてあります。
理由は土地のイメージを改善できることから、たとえ事故物件であっても比較的売却しやすくなるからです。
また、土地の魅力を買主に十分に伝えられるかどうかも重要なポイントになるので、駅や商業施設があるなど土地の魅力ポイントをしっかりとアピールできるよう心がけましょう。
いわくつきの土地を売却する際には、以下の注意点があります。
まず一つ目の注意点は、周辺の土地の価格相場を調査してから適切価格でいわくつきの土地を売却することです。
理由は周辺の土地の売却価格相場を知らずに売却してしまうと、大幅に売却価格を値切られてしまうなど、損をしてしまう可能性が高いからです。
続いて二つ目の注意点は、いわくが実害のある瑕疵である場合、買主に対して告知義務を果たしてから売却することです。
そもそも告知義務とは、不動産を売却するにあたり不動産に実害のある瑕疵がある場合、買主に伝えなくてはならない義務のことを意味しています。
いわくつきの土地の価格相場や売却方法と注意点についてご紹介してきました。
いわくつきの土地とは、その土地で過去に事故や事件が発生したこと、あるいは心理的抵抗を感じる噂によって売却しにくくなっている土地のことです。
周辺の土地の価格相場を調査してから、適切価格でいわくつきの土地を売却するようにしましょう。
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