2022年07月05日
不動産を売却する際は、「できるだけ早く高値で売却したい」と思うものです。
そうしたときに、より希望に沿った売却をかなえる方法としておすすめしたいのが「オープンハウス」の検討です。
今回は、不動産の売却を検討している方に向けて、オープンハウスとは何か、メリットとデメリットについてご紹介します。
「オープンハウス」とは、売却したい不動産を、一定期間購入希望者に公開して、自由に内覧してもらう売却活動です。
なお、一戸建ての場合はオープンハウス、マンションの場合はオープンルームとよび分けることが一般的です。
住宅展示場や完成見学会のような形式で、より多くの人に物件を知ってもらう目的で実践されます。
誰でも内覧でき、予約をする必要もないため、内覧したいと思った方が好きなように物件を見られるのが特徴です。
すべてのドアや窓を開放した状態でおこなわれるため、売主や不動産会社のスタッフなどが案内人として常駐します。
日程としては土日や祝日など人が集まりやすい曜日に開催されますが、より多くの方に内覧してもらいたい場合は、平日も開放するケースもあります。
オープンハウスを実践することで、より多くの方に物件を知ってもらえる点は大きなメリットです。
通常の内覧が予約制で一組ずつおこなわれるのに対し、オープンハウスでは複数の内覧希望者が同時に見学に訪れることもできます。
また、これにより内覧希望者に「早く申し込まないとほかの人が買ってしまうのでは？」という印象も与えられるため、早期の申し込みが期待できます。
早期の申し込みが増えることで、、希望価格を下げずに成約率が上がる点は、オープンハウスを実践するメリットといえるでしょう。
集客を見込めるオープンハウスですが、売主によっては不特定多数に向けて住宅を公開することを不安に感じる方もいるでしょう。
不動産の購入希望者だけでなく、暇つぶしや冷やかしの人が来て、その対応に追われてしまうことも考えられます。
また、住宅を開放することで近隣住民に不動産を売却することが知られてしまうのもデメリットの1つです。
このほか不動産会社によっては、忙しい土日や祝日にオープンハウスをすることを負担に感じ、実践に消極的なケースもあるでしょう。
今回は、不動産の売却を検討している方に向けて、オープンハウスとは何か、メリットとデメリットについてご紹介しました。
オープンハウスは、いくつかのデメリットを除けば、売主にとってはメリットの多い手法のため、素早く高く売却したい方にはおすすめの方法です。
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